「目的」と「目標」について(1)

エンゲージメントが、ここ最近の中で最も多かったので、新コーナーTwiThink*1でちょっと補足など。

このツイートのきっかけは、昨秋に開かれた「創部70周年記念演奏会」と、昨年末に読み進めていた倉下忠憲さんの新刊『「目標」の研究』です。

わたしが高校一年のとき、全国大会への出場権を逃しました。常連校だったので、青天の霹靂でした。

蛍光灯に明るく照らされた山手線の車内、涙にくれながら無言でつり革につかまる女子高生の群れ。このシーンがいまも鮮やかに浮かびます。

当時3年生だった先輩は卒業後、合唱サークルを立ち上げ、あれから数十年、歌い続けています。

目標を叶えられなかったからこそ、歌うことの意味や喜びを見つけることができた。

客席から、わたしとは別の人生がまぶしく見えました。

*1:日ごろのTweetをあらためてふりかえる「ツイートの追伸」のような雑記。2017年1月21から始めたカテゴリー